Instrumental™ Research #88
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これまでに何度かボクの「毎日持ち歩くEDCアイテム」を紹介していますが、Apple Watchと共に毎日必ず身に着けている唯一のアクセサリーが、『Goro’s(ゴローズ)』のバングルです。
インディアンジュエリーでありながら、東京のストリートカルチャーを象徴するようなアイテムで、学生の頃から着る服に関わらず肌身離さず身に着けているので、もう身体の一部のようになっています。
ゴローズは、髙橋吾郎氏によって創業されたインディアンジュエリーのブランドです。氏はネイティブアメリカンの文化に関心を持ち、ラコタ族と親交を深める中で、東から来た鷲を意味する「イエローイーグル」というインディアンネームを受け、1979年には日本人として初めて「サンダンス」と呼ばれる神聖な儀式を完了。儀式で使ったイーグルフェザーを持ち歩きたいという思いから、シルバーでフェザーネックレスを製作します。
その後、アメカジをルーツとしたスタイル「渋カジ」のブームによってゴローズの人気は高まり、藤原ヒロシや木村拓哉らが愛用していたことで、絶大な人気を誇るブランドになりました。さらに店内は数名ずつしか入れない販売スタイルのため、店舗前は毎日のように行列が絶えません。その上、入店できたからといって欲しいアイテムが並んでいるわけでもないので、二次流通市場でプレミアム価格となっています。
ボクがゴローズを手に入れた25年以上前も、買いたくても買えないアイテムはいくつかありましたが、フェザーネックレスやリングなどの人気アイテムでも何度か並べば買うことができたんですよね。唯一残した『平打ちブレス』の当時の購入価格は2万円程度だったので、まさか10倍以上のプレミアム価格でやり取りされるようになるなんて思いもしませんでしたね。
その一方で、Apple Watchばかり身に着けるようになってから、すっかり使わなくなってしまったのがロレックスの腕時計『Submariner』です。シンプルながら無骨で機能的な雰囲気で、学生の頃から腕時計の中で一番カッコいいデザインだと思っていたのがロレックスサブマリーナだったんですよ。
その後、社会人になってまとまったお金が入ったタイミングで購入しましたが、職業柄いつも無地Tにショーツとスニーカーみたいなラフな格好で働いていたので、ロレックスのような高価で上質なモノを身に付けることでバランスを取りたかったんだと思います。腕時計で日付を確認する必要なんて無いし、何よりデザインが美しくないと考えていたのでノンデイト一択でした。実用品というよりもアクセサリーとして見ていたんでしょうね。
その頃から金属製バンドは重い上に装着感がイマイチだったので、NATOストラップに交換していました。軽くて装着感が良いのはもちろんですが、無骨でカジュアルな雰囲気になるので気に入っています。革製バンドは装着感が良いとは言え汗や水濡れに弱いので問題外ですね。
当時の購入価格は40万円程度だったので、今のプレミアム価格と比べるとめちゃくちゃ安かったですね。もう10年ほどハードケースに保管したままですが、とりあえず一度オーバーホールをしておきたいと思います。もし子供が大人になって欲しがったら譲るのもいいかもしれませんね。
ボクはデジタルガジェットはすぐに買い替えますが、腕時計やアクセサリーなどの気に入ったアナログのモノを買い替えることは滅多にありません。いくつも所有することはもちろん、アーカイブやヴィンテージにも全く興味が無いので、自分が欲しいと思った時に販売されている現行品を購入しています。時間が経っていつの間にか価値が上がっていたりもしますが、そんなことは気にせず大切に使い続けていきたいですね。
#Contents
#1.米オープンAI、ウェブブラウザー発表へ クロームに対抗 | ロイター
『OpenAI』がWebブラウザを数週間以内に発表するとのこと。検索結果をクリックする形ではなく、ChatGPTのように利用者とやり取りするよう設計されていて、AIエージェントなどと統合すれば、利用者の代わりに予約やフォーム入力などのタスクも実行できるそう。
SoundCloudが、アーティストがアナログレコードで音源を販売できるオンデマンドサービスを開始。初期費用はかからず、1枚から販売可能とのこと。これはおもしろいですね。
#3.Beosound A1 – 防水スピーカー | B&O
『Bang & Olufsen』の全指向性の防水ポータブルBluetoothスピーカーに新世代モデルが登場。今購入するとカリモク家具製オリジナルのスタンドがもらえるそうです。
#4.RX1R III special contents | α Universe | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
ソニーが、フルサイズセンサーを搭載したレンズ一体型コンパクトカメラの新型『RX1R III』を発表。有効約6,100万画素のフルサイズCMOSセンサーと、35mm/F2.0の大口径単焦点レンズを搭載。市場推定価格は税込み66万円前後で、8月8日発売予定。物価上昇と円安でかなり高価になってしまいましたね。
#5.Sony Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
ソニーの新型コンパクトカメラ『RX1R III』は、現在愛用中の「α7CR」にライカの「Apo-Summicron-M F2/35mm」の組み合わせに満足しているので、買うつもりはないんですけど、ちょっと気分を味わいたくなったので、ソニー純正でAF対応の最も軽量でコンパクトな単焦点レンズをまた使ってみたいですね。
#6.止まらないOSMO POCKET 3無双――異例のメガヒットビデオカメラ人気の秘密【道越一郎のカットエッジ】 - BCN+R
『DJI』のポケットジンバルカメラ『Osmo Pocket 3』の国内市場における販売台数シェアが34.1%と、圧倒的な強さとなっています。一方でGoProなどのアクションカメラの需要はどんどん小さくなっていますね。
アマゾンがフルカラーE Inkディスプレイを搭載した電子書籍リーダー『Kindle Colorsoft』をようやく日本でも発売。Kindleはこれまでに何度か使ってきましたが、カラー化したところで使い方が変わるわけではないので、結局すぐに使わなくなりそうです。
『NOT A HOTEL』による新しい複合型ワークスペース『NOT A HOTEL OFFICE』。ワークスペースやイベントスペースに加えて、NIGO®️がディレクションした「THE NIGO LOUNGE」も併設。そびえ立つUSMハラーのキャビネットが圧巻です。
「サピエンス全史」「NEXUS 情報の人類史」などの著者で歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ氏と、宇多田ヒカルによる、「AIの進化と創造性」をテーマにした特別対談。音楽、文化、歴史、テクノロジーの視点から、二人が対話を繰り広げています。
#10.う。ーウナギの蒲焼についてー
高城剛氏による新刊は、日本列島各地の名店から炭火の焼き台、秘伝のタレ、養殖テクノロジーまでを網羅しながら、ウナギの蒲焼という一皿に宿る日本文化の深層を読み解く紀行エッセイ。日本中500軒以上回った氏が厳選した店も気になりますね。