Instrumental™ Research #90
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先日誕生日を迎えたこともあって、丸の内にあるビストロ『o/sio』でランチをしてきました。先月も母の誕生日祝いに訪れたばかりですが、その時は妻が歯の治療中であまり食べられなかったこともあり、改めてリベンジしようと再訪しました。
ミシュラン一つ星レストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作氏が手がけていて、炭火焼きの肉料理や季節のイタリアンをナチュラルワインと合わせながら、肩肘張らずカジュアルに楽しめる店です。「sio」同様にロゴデザインをクリエイティブディレクターの水野学氏が担当し、店内の音楽をDJでラッパーの「Muro」がプロデュースしていたりと、料理以外にも強いこだわりを感じますね。他にも限定メニューが食べられる特別イベントを開催していたりと、食を軸にしながら新たなカルチャーを発信しているおもしろいスタイルの店です。




スタッフの子供への対応も丁寧で、料理も子供が食べやすいように量や食材をアレンジしてくれるので、小さな子連れでも快適に食事が楽しめます。名物の炭焼き肉や定番パスタ「コクミート」はもちろん、どのメニューも美味しいんですが、鳥羽シェフがこちらの動画で紹介している製法で作った「噂のフライドポテト」は、表面のカリカリと中のホクホクが絶妙で、すっかり子供がハマっていました。


昨年オープンした原宿の商業施設「ハラカド」内にも、鳥羽シェフが手がけるファミリーレストラン「FAMiRES(ファミレス)」があるそうなので、行ってみたくなりました。ステーキやハンバーグ、カレーライスやお子様ランチなどの定番メニューに、「スキーマ建築計画」による空間デザインがオシャレなロイヤルホストといった雰囲気で、価格もリーズナブルだし、ソファ席にはコンセントが付いていて仕事もしやすそうですね。
そして今回ありがたいことに、「sio」の4周年記念に制作された「Muro」のミックスCDをいただきました。DJを始めた中学生の頃から「Muro」のミックステープを聴いて育ちましたが、レストランのノベルティになるなんてすっかり時代は変わりましたね。パスタのパッケージデザインを模したアートワークも「Muro」らしくて最高です。


人は30歳を過ぎると、すでに知っている音楽ばかりを繰り返し聴くようになり、新しい音楽に触れなくなるそうです。若い頃は初めて聴く音楽ばかりだし、当時の思い出があったりして愛着が強いのはわかります。さらにライフスタイルの変化に伴って仕事や子育てに追われるようになり、徐々に新しい音楽を発掘することに時間とエネルギーを割けなくなるんだと思います。
ボクはどんなに忙しくても、毎週金曜日は新しい音楽をチェックするのを習慣にしていて、自身のコンディションや好奇心のバロメーターになっています。学生の頃は、DJのプレイスタイルや選曲を学ぶためにクラブに通い、新しい音楽と出会うためにミックステープやアナログレコードを掘ったりと、稼いだバイト代の大半を音楽に注ぎ込んでいました。しかし今はインターネットやストリーミングサービスを使って膨大な音楽へ簡単にアクセスできます。昔から知っている音楽ばかり聴いていないで、もっとテクノロジーの恩恵を享受する方が楽しいと思うんですよね。
人生を豊かに楽しく生きるために、そして自分に飽きないためにも、毎年何か「新しいことを始める」ことをマイルールにしていますが、それは必ずしも仕事や学び、趣味や運動に限った話ではありません。引っ越しのように環境を変えることから、行ったことのない国や地域を旅する、人が集まるイベントに参加するといった体験や出会いに繋がること、初めて訪れる場所や店に行くといったこともそうですし、食べたことのない料理を試す、新しい音楽を聴く、新しい本や映画に触れるといった小さなことまで、日々の生活の中でもできる新しいことは無数にあります。
この一年も自分の好奇心のままに新しい知識や経験を積み重ねていきたいと思います。それをニュースレターで伝えることが、読者のみなさまの生活を少しでも豊かに楽しくするヒントになればうれしいです。
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