Instrumental™ Research #80
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春ということで何か新しいことを始める人も多いかと思いますが、最近我が家では妻がDJを始めたいということで教え始めました。
DJコントローラーを使って教えているんですが、実際にやってみるとリズムに合わせてジョグホイールを前後に動かすだけでも、想像していた以上に難しいらしく、あっという間に時間が過ぎてしまうと楽しそうに言っていました。
ボクがDJを始めた25年以上前は、ターンテーブル2台とDJミキサーが必要で、DJスクールやハウツービデオのようなものもほとんど無く、高校時代はクラブに通ってひたすらDJブースにかぶりつき、稼いだバイト代の大半をアナログレコードに注ぎ込んでいました。
それに比べて今は、スマートフォンと安価なDJコントローラーさえあれば始められるし、YouTubeで色々な人のDJプレイやハウツー動画が手軽に見れる上に、音楽ストリーミングサービスの楽曲を使って簡単にプレイできます。さらにはBPMを自動で合わせたり、AIによってボーカルやドラムだけを消して簡単にミックスできたりと、DJを始めるハードルが圧倒的に低くなったと実感しますね。
DJを始めると普段の音楽を何となく聴くのではなく、曲と曲との繋がりを考えるようになり、気分やシチュエーションに合わせてプレイリストを作ったりと、消費していたものがいつの間にか創作活動へと変わっていきます。
長年個人的な活動として続けているニュースのキュレーションやモノ選びも、仕事にしているクリエイティブディレクションやコミュニケーションデザインも、日々生活する中で得た情報や経験を活かし、組み合わせて編集することで新しい価値を作り出しているので、DJと近い感覚がありますね。
改めて考えてみると、現在ボクが仕事や私事で行なっている創作活動は、好きな音楽を集めてジャケットを自作したオリジナルカセットテープや、学校や身の回りで起こった出来事をまとめた学級新聞を作って遊んでいた子供の頃から、基本的に変わっていないのかもしれません。
自分の人生を振り返って思うのが、音楽に限らず、写真や映像、文章などの創作物は、人から提供されるよりも自分で作る方が楽しいということです。これからはテクノロジーとAIの著しい進化によって、様々な労力と費用が縮小し、自由な時間が生み出されて、もっと創作を楽しむ人が増えていくんでしょうね。
人類の歴史において、何かを始めるのにこれほど最適な時代はないと思います。今からでも遅くはありません。
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ついに日本上陸、自動運転のWaymoが東京都心でテスト走行を開始 - CNET Japan
自動運転タクシーの『Waymo』が、自動運転タクシー導入に向けて東京都心でテスト走行を開始。まだ訓練を受けたドライバーが手動で運転しているようですが、無人の完全自動運転になれば事故も減るし、移動中にできることも増えるので、早く実現して欲しいです。