Instrumental™ Research #74
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長年実家に保管したままになっていたターンテーブル「Technics SL-1200MK3」を、ここ数年メインスピーカーとして愛用しているワイヤレススピーカー「Devialet Phantom II」に接続しようと思い立ち、ストリーミングボックス『Devialet Arch』を購入しました。
ターンテーブルやCDプレーヤーなどの音源を48kHz/24bitのハイレゾクオリティで「Phantom」シリーズにワイヤレスで伝送可能で、RCA端子を1系統搭載し、フォノ入力、ライン入力、同軸デジタル入力をアプリで切り替えて使用できます。
レコードらしいしっかりと厚みのある太いサウンドで、アナログとデジタルが融合したハイブリッド感がいいですね。ただ、ひっくり返さないといけないのがやはり面倒なので聴くのは休日くらいですが、たまには手間暇かけてゆっくりと音楽を楽しむのも贅沢で豊かな時間だと思います。


ボクは中学生の頃に「Technics SL-1200MK3」を2台と「Vestax」のDJミキサーを買ってDJを始めました。それから数年後に「Scratch Live」が登場したことでMacとターンテーブルを繋いだPCDJに移行し始め、10年ほど前にDJコントローラーに完全移行。自宅を占有していた千数百枚ものアナログレコードは思い入れのある数枚を残して手放しましたが、ターンテーブルは思い入れが強くて手放すことができずにいました。かと言って実家に眠らせておくのももったいないので、ずっとどうにかできないかと思っていたんですよね。
それにしても25年以上ほとんどノーメンテにも関わらず、全く問題無く動作するのは素晴らしいですね。カートリッジは当時愛用していたピンクのコンコルドをそのまま使っていますが、最新のリスニング用のものに交換したいところです。
近年、音楽業界でもアナログ回帰の流れがありますが、ボクはアナログレコードへの未練は全く無く、もう蒐集する気は一切ありませんので、本と同様にとりあえず物理的に持っておきたい曲やアートワークがあれば、今ある収納スペースに収まる範囲で購入しようかと思っています。


ボクは大して使わないモノが家の中に置いてあるのが耐えられないんですが、今の自分の原点となっている大切なモノだし、プロダクトとしてもカッコいいので思いの外許容できていますね。
この先、子育てが一段落してもう少し自分の時間が持てるようになったら、ターンテーブル2台を最新鋭のシステムと組み合わせて、また学生の頃のように1日中家で機材をいじって過ごしてみたいと思います。
#Contents
ソニーが、ブルーレイディスク(BD)、ミニディスク(MD)、ミニDVカセットの全モデルの生産を終了すると発表。近年はストリーミングサービスの普及もあって、データを物理的な記録メディアに保存する機会は激減してましたからね。