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東京都現代美術館にて開催されていた『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』展に行ってきました。
2023年にこの世を去った日本を代表するアーティスト坂本龍一氏の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本初の最大規模の個展です。タイトルの『音を視る 時を聴く』は、1982年に刊行された哲学者の大森荘蔵氏との対談本と同名で、80年代から40年以上にわたって坂本氏が抱き続けた問いが、インスタレーション作品として具現化されたような展示になっています。ボクが行ったのは土曜日の開館直後でしたが、すでに多くの人で賑わっていて、坂本氏の知名度の高さと偉大さを改めて感じました。
本展のメインである坂本氏と高谷史郎氏のコラボレーションによる、音楽と映像が組み合わされた作品や、水や霧を使ったインスタレーション作品も素晴らしかったんですが、特に印象に残ったのはラストに展示されていた、岩井俊雄氏とのコラボレーションによる作品ですね。




坂本氏が1997年の「アルスエレクトロニカ」で演奏した際のMIDIデータと、演奏中の後ろ姿をとらえた映像を岩井氏が発見したことから制作されたそうで、最初で最後の長編コンサート映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」で坂本氏が演奏した愛用のグランドピアノの音色、坂本氏が座っていた椅子、そこに本人の映像を重ねることで、坂本氏の演奏を会場に再現したインスタレーション作品になっていて、目の前で坂本氏がリアルに演奏しているかのような臨場感がありました。
また、坂本氏が掲載された刊行物などのアーカイブに合わせて、直筆メモが多数展示されていたのも、思索の一端を知ることができて興味深かったです。しかしこういった展示を見る度に、著名人は個人的なメモまで晒されて大変だなと思ってしまいますね(笑)。




坂本氏は、「芸術は長く、人生は短し」という言葉を好んでいたそうです。本展で、坂本氏が様々なアーティストたちとのコラボレーションによって生み出したインスタレーション作品を体験することで、音楽とは違う時間から解放された音の表現を追求していたことを実感できました。
開催期間は3月30日までなので、空いている平日にまた再訪してゆっくりと体験したいと思います。
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藤原ヒロシが「アウェーなカンファレンス」で語った情報の価値 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
藤原ヒロシ氏は子どもの頃から映画『007』が好きで、大人になってジェームズ・ボンドがつけていたロレックスのサブマリーナーを秋葉原で見つけて購入。当時23万円だった時計は、今4,000万円を超える価格で取引されてるとのことです。流石ですね。