Instrumental™ Research #62
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Instrumental™ – 更新情報
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Thing – 購入したモノ
Information – お知らせ
#Recently
先日は台風の影響で外出できなかったため、近所に住んでいるウチと同い年の子供のいる家族を自宅を招いて過ごしていましたが、我が家に人が遊びに来ると、必ず「キレイに片付いていてインテリアショップみたい」とか、「モノが少なくて小さい子供がいるとは思えない」などと言われます。
ボクがまだ独身だった頃は、普段から旅先のホテルに滞在しているように暮らしたいと思い、無駄なモノを手放してスーツケース2個分の所有物で生活していました。それから結婚をして子供が生まれたことでライフスタイルを大きく変えることになりましたが、今も必要以上にモノを所有しないようにコンパクトでシンプルな生活を心がけています。
家族が増えたことで必要なモノも比例して増えましたが、自宅に収納家具はコンパクトな「USM Haller」だけしか置いていないので、これと備え付け収納に収まり切らなければ手放すというマイルールを課しています。家具も可動式や折りたたみ式、スタッキングやモジュール家具で揃えて、必要に応じて簡単に移動したり片付けたり、組み替えられるようにすることで、スペースを無駄なく有効的に使っています。
そうすることで掃除や管理するのも簡単になるし、家の広さに縛られず利便性を優先して住む場所を選べるので、夫婦共働きで子育てしながらでも、都心のコンパクトな賃貸マンションで無駄なく快適に暮らすことができていますね。
少し前に『Vitsoe』 のサイドテーブル『621 Table』を購入しました。1962年にディーター・ラムスが同社の「620 Chair Programme」に合わせてデザインしたもので、大小サイズを重ねることができ、サイドテーブルとしてはもちろん、側面を底にしてトレーのように使ったり、スツールとしても使えたりと、シンプルなデザインと汎用性の高さが魅力のテーブルです。
ディーター・ラムスはバウハウスデザインの流れを汲む「機能主義」派のインダストリアルデザイナーで、長年家電メーカー「Braun」のデザイン部門でチーフを務め、多くの製品が「MoMA」にも所蔵されています。アップルのデザインを長年統括してきたジョナサン・アイブからも敬愛され、アップルのプロダクトデザインにも大きな影響を与えた世界最高のデザイナーの1人です。
今はテクノロジーと情報化社会の恩恵を享受することによって、コンパクトな空間と少ないモノだけで快適に暮らせる時代になりましたが、『Vitsoe 621 Table』のようにデザインや品質が優れているだけでなく、スタッキングできて複数の機能を兼ねている家具を厳選していくことで、小さな子供がいてもコンパクトでシンプルなライフスタイルは実現できると思いますね。
近々ボクが自宅で愛用している家具や、コンパクトな空間でシンプルに生活するコツをまとめて紹介したいと思っていますので、是非楽しみにしていてください。
#Instrumental™
2列目の「2 in 1シート」と、自由な位置にスライド可能なテーブル、跳ね上げ式と折りたたみ式のベッドを組み合わせることで、車内をドライブモードとリビングルームモード、ベッドルームモードに簡単操作で切り替え可能。木目のインテリアは好みが分かれそうですが、まさにモバイルルームという感じで仕事も快適にできそうですね。