Instrumental™ Research #57
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先日発売された、ヘッドマウントディスプレイ『Apple Vision Pro』を早速使い始めました。
デバイスを装着して周囲をパススルー表示した映像は本当に高品質で、肉眼の視界とパススルー表示の違いはすぐに気にならなくなりました。基本的な操作も本体に搭載されたデジタルクラウン、視線、親指と人差し指によるタップのみと、アップルデバイスらしく直感的で簡単に操作できるのですぐに慣れます。ただ、暗い環境だとかなりノイズが多くなってしまうのが難点ですかね。
「Apple TV」と「Disney+」アプリでドラマや3D映画を鑑賞してみましたが、スペースの制約無しに空中に巨大スクリーンを浮かべてコンテンツを楽しむ体験は新鮮です。映像のクオリティも素晴らしく、一人で楽しむのであれば高性能な大型テレビやプロジェクターはもちろん、高価で大がかりなホームシアターはもう必要ありませんね。内蔵スピーカーの音質はそれなりに良いですが、やはり開放型は何かと不便なので「AirPods Pro」と組み合わせて使うのがオススメです。
「Apple TV」アプリには、たくさんの3D映画に加えて『Apple Vision Pro』向けに制作されたイマーシブな映像コンテンツが用意されています。いくつか体験してみましたが、本当に目の前で起こっているかのようなリアルさが凄まじくて感動しました。今後は様々な映像コンテンツだけでなく、アーティストのライブやスポーツなどの楽しみ方も大きく変わっていきそうですね。
現時点では「Amazon Prime Video」や「Netflix」、「YouTube」などのアプリはありませんが、『Apple Vision Pro』 はiPadアプリをそのまま使えるので、巨大なiPadを空中に浮かべたように映像を楽しむことができます。iPadアプリが使えない場合でも、Safariを使えばブラウザ上で再生可能です。
MacBook Proの外部ディスプレイとして使ってみましたが、プロのクリエイターが仕事にも十分に使える性能で、高画質な巨大ディスプレイをバッグに入れて持ち運べるというのは革新的です。さらにソフトキーボードや音声入力を使えばデスクに座らずに、寝ながらでも作業ができちゃいます。ただ、デバイスがそれなりに重いので、長時間装着しているとどうしても目の疲労感や、ゴーグルとバンドの圧迫感による痛みを感じてしまいます。映画を1本鑑賞する程度なら耐えられますが、何時間も装着したまま過ごすのは厳しいですね。高画質な巨大ディスプレイを持ち出す必要が無ければ、素直に「Pro Display XDR」を使った方が良いと思います。
さすがアップルといった感じの良く考えて作り込まれたデバイスですが、現時点ではコンテンツに没入して楽しむためのメディアプレイヤーか、MacBook Proに繋がる持ち運び可能な巨大ディスプレイとして使う以外に、革新的な使い方もアプリケーションも見つかりません。また、『Apple Vision Pro』のビューは、AirPlayで他のアップルデバイスやスマートTVにミラーリングして他の人に共有できるもののHD画質なので、基本的には個人用デバイスです。未来や可能性を感じるものの、ボクの使い方では60万円の価値を感じられないのが正直なところですね。
価格の問題も大きく売れている様子は全くありませんが、今後はOSのアップデートによって利便性が高まり、より安価になって小型化していくはずなので、10年後にどんなデバイスになっているかを楽しみにしたいと思います。
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Sony、Vlog向けAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ『ZV-E10 II』を発表
ソニーが、Vlog向けAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ『ZV-E10 II』を発表。有効画素数約2,600万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、最大4K60pで10bitカラーの動画撮影が可能。前モデルから価格が大幅に高くなってしまったのは残念ですね。
ミニマルなアルミニウム製ポータブルワイヤレススピーカー『Nocs Monolith Aluminum』
『Nocs』から、アルミニウムから削り出した金属の塊のようなミニマルでポータブルなワイヤレススピーカー『Monolith Aluminum』が登場。BluetoothとWi-Fi接続に対応し、バッテリー駆動は最大15時間で、USB-C充電に対応。どんな音がするのか気になりますね。
バッグで持ち運べるインフレータブルシェルター『EXOD Air Station POD-01』
バッグで持ち運べるインフレータブルシェルター『EXOD Air Station POD-01』が登場。広さは4.2平方メートル、重量は8.5kgと軽量で、フレームに空気を入れて膨らませるだけで簡単に設営可能で、撤収も空気を抜くだけであっという間に完了。これは試してみたいですね。
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#1.観光客に水鉄砲で水を浴びせ……バルセロナ市民がマス・ツーリズムに抗議 - BBCニュース
世界で最もオーバーツーリズム問題に直面しているスペインでは、バルセロナでマス・ツーリズムに反対する数千人の住民が抗議デモを行い、映像には食事中の観光客に水鉄砲で水をかけたり、「観光客は帰れ」と叫んだりする抗議者も。