Instrumental™ Research #28
#Recently
東京は連日夏日で11月とは思えない初夏のような陽気が続いていますが、ストリートアーティスト『Kyne』のコレクション企画が天王洲にあるギャラリー『T&Y Projects』で開催されているということで、家族で行ってきました。
展示されていたのは十数点ほどでしたが、シンプルな空間にジャン・プルーヴェやピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンのヴィンテージ家具が置かれていて、まるで持ち主の家に招かれたかのような雰囲気で作品を堪能することができました。ただ、子供が一緒だったので少しヒヤヒヤしましたね。
『Kyne』の代表作であるモノクロのクールでアイコニックな女性を平面的に描いた「Kyne girl」は、80年代のシティポップな雰囲気と既視感があるけど誰でもない匿名性、日本画のような余計な要素を削ぎ落としたミニマルな表現と、日本の様々な文化がリミックスされているのを感じられる作品です。
奥のスペースには最近取り組み始めたという静物画も展示してありました。一過性の人気でインスタントに消費されていくアーティストも多いですが、今後どう変化していくのか楽しみにしたいと思います。
ランチは運河沿いにある倉庫をリノベーションしてつくられたベーカリーカフェ『Breadworks』に行きました。目の前の運河に浮かぶ水上ラウンジで食べましたが、清々しい天気と開放的なロケーションで気持ち良かったですね。小さな子供がいても気兼ねなく過ごすことができました。
ここ10年ほどで倉庫街からアート街へと変貌を遂げた天王洲。なかなか来る機会はありませんが、天気の良い日に運河沿いを散歩して食事をし、ギャラリーやイベントスペースを色々と見て回るのは楽しいですね。本展は11月25日まで開催中で入場無料なので、興味のある人は早めにチェックしてみてください。
#Instrumental™
アップルが、新しい「M3」チップシリーズを搭載した新型『MacBook Pro』を発表。
「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を選択可能で、搭載されている次世代GPUは、平均使用率を劇的に向上させる「Dynamic Caching」、メッシュシェーディングやハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを備え、最も負荷の高いプロ向けアプリやゲームのパフォーマンスが大幅に向上。
「M3」は8コアCPU、10コアGPU、最大24GBのメモリを搭載可能で、「M1」搭載モデルと比較して最大60%高速化。「M3 Pro」は最大12コアCPU、最大18コアCPU、最大36GBのメモリを搭載可能で、「M1 Pro」搭載モデルと比較して最大40%高速化。「M3 Max」は最大16コアCPU、最大40コアGPU、最大128GBのメモリを搭載可能で、「M1 Max」搭載モデルと比較して最大2.5倍高速化。ストレージ容量は512GBから、最大8TBまで選択可能。また、「M3 Pro」と「M3 Max」搭載モデルでのみ新色のスペースブラックが選択できます。
「M2」チップ搭載モデルの発売からまだ9ヶ月ほどしか経っていないので驚きましたが、現在愛用している「M1」チップ搭載モデルから順当な進化を遂げているので、早速手軽に持ち運べる14インチモデルをポチりたいと思います。やっぱりスペースブラックですかね。
Link » MacBook Pro – Apple(日本)
アップルが、新しい「M3」チップを搭載した新型『iMac』を発表。
「M1」搭載の前モデルと比較して最大2倍高速になり、メモリは最大24GB搭載可能。「Thunderbolt 3」2ポートを含む最大4つのUSB-Cポートを搭載し、最大60Hzの6Kディスプレイに出力可能。空間オーディオに対応した6スピーカーサウンドシステムを備え、「Bluetooth 5.3」と「Wi-FI 6E」に対応。上位モデルではギガビットEthernetの搭載を選択できます。
価格は8コアGPU搭載モデルが198,800円、10コアGPU搭載モデルは234,800円からで、カラーバリエーションは前モデルと同じ7色が用意されています。それにしてもより大きなディスプレイを搭載した「iMac Pro」がなかなか発表されませんね。
Link » iMac – Apple(日本)
高城剛氏が先日のメルマガで紹介していた、ガブリエル・ゼヴィンの新作『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』を早速読み始めました。
幼なじみのハーヴァード大学の学生とMITの学生が一緒にゲームを共同開発し、成功を収め一躍ゲーム界の寵児となった2人の約30年にわたる友情と恋愛を描いた話題作です。子供の頃にプレイした懐かしいゲームがたくさん出てきて、ゲーム育ちとしてはたまらないものがありますね。
セイディはゲーム作りを学んでいるMITの学生。才能はあるものの、なかなか周囲からは理解されない。ボストンでのある寒い冬、セイディは幼馴染でハーヴァード大学に通っているサムに再会する。二人は昔、ロサンゼルスの病院の待合室で一緒に〔スーパーマリオブラザーズ〕をプレイした仲だった。セイディに、ゲーム制作の天賦の才を見出したサムは、一緒にゲームを作ろうと彼女を誘う。苦労の末、二人ではじめて完成させたゲーム〔イチゴ〕は瞬く間に成功を収め、二人は一躍ゲーム界の寵児となる。
だが、自分の作りたいゲームを制作したいセイディと、商業面でのプロモーションに長けたサムは、次第に溝を深め、すれ違いを重ねていき、二人の仲は雲行きが怪しくなっていく。
そんな、セイディとサムをある悲劇が襲うが……。
Link » トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー
Link » トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー(Kindle版)
#Contents
#1.Behind the scenes: An Apple Event shot on iPhone - YouTube
アップルが、10月31日の製品発表イベントの撮影の裏側をYouTubeで公開。全てiPhone 15 Proで撮影したそうですが、照明やクレーン、ドリーやドローンなどの撮影機材はやはり本格的ですね。